CULTURE

働く環境・制度

従業員が能力を発揮し、やりがいを持って自分らしく働ける企業文化の醸成

SBI新生銀行グループは、グループ各社の強みを有機的に結び付け、それを最大限に発揮する「グループ融合」を掲げています。それは、事業や組織等、様々な分野で取り組みが進められていますが、風土・文化といった側面でも同様です。各社が培ってきた風土・文化を継承・融合し、時代の変化に対応した新しい企業文化の醸成を目指しています。

人材戦略

~多様性を受容し活かし合う風土~

SBI新生銀行グループでは、すべての従業員がその能力を発揮し、やりがいを持って活躍することが成長のための最重要課題と考えています。そのため、グループ全体で人材育成・人材活用、組織風土の醸成に取り組んでいます。グループ内においては、多様な人材の活躍を可能とする人事制度の整備や、多様性を受容し活かしあう風土の醸成によって、一人ひとりがパフォーマンスを最大限発揮できる環境を目指しています。また、グループ内でのシナジー創出に向けて、SBIグループ一体での人材交流も積極的に進めていく考えです。

人材育成に関しては、全従業員が必須で受講する共通研修で、SBI新生銀行グループ従業員として等しく保有すべき共通の知識や能力を身に付けます。所属する部署や担当する職務に応じて選択的に受講する専門研修、業務研修では、必要とされる専門的な知識やスキルを習得。さらに、一人ひとりの成長に向けた上司と部下の1対1の対話の場として、「1on1ミーティング」を開始、個々のキャリアの形成の考え方を尊重した人材育成の取り組みも進めています。

■研修体系図

ダイバーシティ&
インクルージョン

~従業員の誰もが活き活きと働き輝く~

SBI新生銀行グループでは、持続的な価値を実現するために、ダイバーシティを早い時期から重視し、「ダイバーシティ推進室」を設置、女性活躍推進、多様な働き方の実現、多様なキャリアの推進・活用、多様な人材の活躍推進など、積極的な取り組みを進めています。在宅勤務制度、フレックスタイム制、ライフサポート制度(現フレキシブル・ワーキング制度)の導入、ドレスコードの廃止等、働きがいと生きがいを持って自分らしく働ける環境の創造に取り組んできました。さらに大手銀行では初となる、副業・兼業を解禁するなど、一人ひとりの強みや個性を活かした自律的なキャリア形成を支援しています。

SBI新生銀行グループが目指すのは、従業員それぞれがライフステージやライフイベントの制約を受けない働き方を認めあいながら成長し、チームとしても成果が発揮される職場です。多彩なバックグラウンドや価値観を持つメンバーが、お互いを尊重し、それぞれの強みを発揮することが、強い組織力を発揮し続ける源泉です。その実践によって、従業員の誰もが活き活きと働き輝くことができる、企業文化の醸成を進めていきたいと考えています。

SBI新生銀行グループの
「働き方」戦略

~組織のレジリエンスとイノベーション力を高めるために~

SBI新生銀行グループが目指すのは、従業員それぞれがライフステージやイベント等の制約を受けることなく個人を尊重した働き方ができる職場です。働く時間や場所、服装などの日常のワークスタイルに限らず、副業や再雇用などのキャリアプランにおいても多様な働き方を設けています。多彩なバックグランドや価値観を持つメンバーが、お互いを尊重し、それぞれの強みを発揮する。それが、不確実な環境においても強い組織⼒を発揮し続ける源泉だと、私たちは考えます。

「働く」をサポートする仕組み

  • 働き方支援

  • 最適化

  • キャリア支援

  • 働き方支援

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働き方支援

従業員の働き方の選択肢を充実させ、
働きがいと生きがいを持って自分らしく働ける環境づくりを推進しています。

在宅勤務

従業員それぞれがパフォーマンスを最大に発揮できる場所で働くための制度です。従業員本人や家族の自宅に限らず、情報セキュリティが守られている場所であれば、オフィス外のどこでも勤務することができます。
1日のなかで、オフィス勤務や在宅勤務を自由に組み合わせ、その日の業務内容に応じて勤務場所を柔軟に使い分けることができます。もちろん、介護や育児、在宅勤務中に、子供の食事や寝かしつけを済ませてひと段落してから勤務再開するなどメリハリをつけた働き方も可能です。

服装自由

一年を通して、勤務中の服装に関する指針(ドレスコード)を廃止しています。服装は個人の個性や想い、生き方を表す重要な表現方法の一つでもあり、勤務中の服装であっても一人ひとりの自立性に委ねることとしています。
お客さまをはじめ、同僚・上司・部下など、関係する人々の価値観や感性はさまざまであることを自覚しながら、従業員一人ひとりが自らの装いを自分で決められるようにしています。

フレックスタイム制

従業員が一定の期間についてあらかじめ定めた総労働時間の範囲内で、日々の始業時刻、終業時刻、労働時間を自ら決定することができる制度です。
一日の中に、必ず勤務しなければならない時間帯である「コアタイム」と従業員の判断により勤務時間帯を決定することができる「フレキシブルタイム」が設定されています。 『時間』という限られた資源を状況に応じて柔軟かつ自由に配分しながら、効率的かつ生産的に働くことができます。

  • 最適化

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最適化

勤務時間や場所を問わない働き方、様々なライフスタイルに対応できるような環境整備に取り組んでいます。

オフィス

従業員は、在宅勤務とオフィス勤務を組み合わせて、仕事のパフォーマンスが最大限発揮できるような働き方を実践しています。オフィスは、全員の座席を固定せず、チームで一緒に勤務する時にはグループスペース、集中したい時には集中して作業ができる個人ブース、アイデア出しの時には新しい発想や意見交換ができるようなスペースを利用するなど、仕事の目的や状況に合わせて場所を選ぶ働き方ができるなど、効率的に働けるオフィスづくりを進めています。

コミュニケーション環境

ラップトップPCとスマートフォンの貸与により、テレビ会議システム、チャットツール、ファイル共有ツール、ナレッジ共有ツールなど、さまざまなICTツールの導入・活用で、勤務場所にかかわらず働ける環境をサポートしています。さらに、社内外を問わず、リアルでもバーチャルでも変わらない、スピーディでシームレスなコミュニケーションを図り、効率的で円滑な業務運営を行えるよう、環境整備を進めています。また、グループ共通の情報ポータルサイトにて、グループ全体や各社に関わる情報発信を行い、グループ一体で情報共有できるようにしています。

ペーパーレス

金融業界では「紙」に依存した業務が依然存在しますが、SBI新生銀行グループでは多くの領域でペーパーレス化にチャレンジしています。単なる紙の削減に留まらず、業務効率化の視点も入れてワークフローシステムの導入やさまざまなデジタルツールの導入・活用も含めた業務フロー・プロセスの合理化にも取り組んでいます。ペーパーレス化の実現により、リモートワークの対象領域の拡大や事務効率のさらなる向上を図るとともに、書類保管スペース等の削減によって生まれるオフィススペースの有効活用などにも取り組んでいます。

  • キャリア支援

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キャリア支援

一人ひとりの強みや個性を活かした自律的なキャリア形成を支援しています。

兼業・副業

就業時間外の従業員の社外活動は、自己の責任の下で自由に行うべきという考え方に立ち、従業員の働き方の選択肢の自由と自律的な働き方を支援するという理念のもと、兼業・副業を解禁しています。兼業・副業を通じて普段とは違う人、場所、シゴトと触れることで、新たな気付きの獲得やスキルアップの向上、社外ネットワークの拡大など、従業員にとってプラスアルファの経験を応援しています。
多彩な経験を有する従業員が集うことから派生するイノベーションの創出効果も期待できます。兼業内容はコンプライアンスや安全配慮の観点以外からは制限していません。雇用形態によらず、誰でも利用できます。スポーツのコーチなど趣味を活かす人、社内での業務経験を活かす人、起業する人など、さまざまな事例があります。

フレキシブル・ワーキング制度

従業員がそれぞれの価値観やライフステージ、ライフイベントに合った柔軟な働き⽅やキャリア形成へのサポートをするための制度です。週3日・4日勤務、ライフサポート時短、ライフサポート休職が選択でき、例えば、大学・大学院への留学、介護や子育て、不妊治療、配偶者の転勤などの事由によって、フルタイムでの就業が困難な状況になるようなときに、当制度を利用し、SBI新生銀行グループでのキャリアを継続することができます。従来さまざまな事情でやむなく退職していた優秀な人材の流出を防止するとともに、個々人のキャリア設計を豊かなものに変えることを目指しています。

ダイバーシティ推進

SBI新生銀行グループでは、持続的な価値創造を実現するために、ダイバーシティを推進し、従業員の持つ個性を認め合い、多様な人材の力が最大限に発揮される職場づくりと企業文化の醸成を図っています。
女性活躍推進においては、ダイバーシティ推進室やグループ女性活躍推進委員会の設置を通じて、女性の育成・登用を進め、各種メニューを実施しています。2020年度からは、男性の育児と仕事の両立をサポートすべく、20日間の特別休暇を付与する「はぐくみ休暇」制度を導入しました。
2022年には任意団体work with Prideによる職場におけるLGBTQ+への取り組みの評価指標「PRIDE指標」において、最高位の「ゴールド」を受賞しました。

シニア活躍

仕事とは、役割期待に応じた貢献をすること。年齢は関係ありません。特に知識や経験が豊富なシニア従業員は、日本の労働力が減少する中で、貴重な人材です。SBI新生銀行グループでは、中長期的なキャリアプランを明示し、キャリア設計をサポートすることで、年齢にとらわれず高い貢献意識を持って仕事に臨める環境づくりを推進しています。
具体的には、キャリア後期における活動領域の多様化を視野に、自らの経験や知識の棚卸しを通じて、その後のキャリアを自律的に考えるためのプログラムや、そうした行動計画を考えるために必要な役割期待の選択肢を明示するプロセスの導入などが挙げられます。

データで見る働き方

  • 兼業人数

    0(2023年3月1日時点)

    兼業申請をしている
    SBI新生銀行グループ5社の従業員数

  • 平均年次有給休暇取得率

    0%(2021年度)

    SBI新生銀行グループ5社の
    各社取得率の単純平均

    ※年度内取得日数÷年度内付与日数

  • 女性管理職比率

    0%(2023年1月1日時点)

    SBI新生銀行グループ5社の
    女性社員における比率

  • カムバック人数

    0(2022年3月末時点)

    SBI新生銀行グループ社員のうち、
    一度退職した後に再度雇用され勤務している人数

    ※定年再雇用を除く

  • 中途採用者率

    0%(2023年3月1日時点)

    SBI新生銀行グループ社員のうち、
    中途採用者の割合

    ※定年再雇用を除く

  • 育児休暇取得率

    男性0% 女性0% (2021年度)

    育児休業を取得した
    SBI新生銀行グループ5社の従業員の割合

    ※年度内に育児休業を開始した社員÷年度内に本人・配偶者が出産した社員
    (女性の取得率が100%以上であるのは、出産した年度と育児休業開始年度の違いによる)