PERSON

キャリア入社者インタビュー

自分発信で仕事を創り出していく、
大企業RMの醍醐味と成長の実感。

高根 美里Misato Takane

株式会社SBI新生銀行

営業第二部 部長代理

2020年入社

商学部商学科卒

メガバンクからSBI新生銀行へ。
大きな裁量を持ち自分の力量を試したかった。

大学卒業後、メガバンクに入行しました。入行後5年半担当したのが、主に中小企業を対象とした法人RM(Relationship Management)です。その後、社内公募で自ら手を挙げM&Aの仕事に就きました。「ソーシング」と呼ばれる業務で、M&Aのニーズを掘り起こし、M&Aの相手と交渉する、M&Aの成功を左右する重要なプロセスです。その後、案件の執行からクロージングまで他メンバーと並走し、そのダイナミズムを実感しました。約3年、多くの案件に携わりましたが、やりたいことをやり切った満足感がありました。また前職では、大企業にありがちなことですが、レポートラインが膨大で、もっと自由に働きたかったという想いもありました。そういった状況の中、私の中に芽生えたのが新しいことに挑戦したいということであり、具体的には前職で経験できなかった大企業RMの仕事に就きたいということでした。それが自身の成長を促すと思ったのです。
このような経緯があったため、転職先としてメガバンクは選択肢にありませんでした。その中で着目したのが、SBI新生銀行です。同世代、あるいは自身よりも若い世代が、大企業取引の正担当として大きな裁量が与えられおり、自分の力量を試せるフィールドと感じました。またメガバンクに比べて小回りが利く分、スピーディな対応が可能であり、それが仕事をより面白くすると思い、入社を決めました。

大企業RMとして約40社の企業を担当。
関係性構築によって潜在的な資金ニーズをキャッチする。

入社後、希望通り大企業RMとしての仕事がはじまりました。現在、総合商社、化学、素材、エネルギー業界の15社を担当しており、子会社も含めると40社に及びます。メガバンクでは通常ありえない社数を担っていますが、自分の力量を試すには格好のフィールドと感じています。担当各社に訪問してミーティングを重ね、潜在的な資金ニーズを引き出して、融資実行を実現するのが私たちの役割です。そのために重要なのがRMという言葉が示しているように、お客さまと信頼関係を構築することです。私が常に心掛けているのは、事前準備として相手のことを深く理解することであり、相手が本当は何を考えているか、コミュニケーションを通じて的確に把握することです。前職では中小企業の法人RMでしたが、この点は大企業であっても変わりはありません。前職で培った営業スキルや、BS/PL等を読み込み理解する力は、現在の業務にも大いに活かされています。
入社して3年になりますが、大きな裁量を持って自由に仕事をしている手応えがあります。自身が意見を発信して直接社長に案件を報告していますし、担当企業の訪問でも社長やCFOと話をする機会もあります。社内外、トップのリアルな声を聴くことができることが、仕事を前進させる力になっています。そして仕事は与えられるのでなく、自身で創り出す。それが当行の大企業RMの姿です。

連携・協働して取り組む文化、顧客重視の姿勢、
大型案件を任せる風土、働きやすさの中にあるやりがい。

入社して間もない頃、当行初のスキームとなるハイブリッドローンの担当者にアサインされました。他行とのシンジケートローンであり、経験不足で不安があったのは事実です。しかしこの案件で、SBI新生銀行の社風の一端に触れることができました。入社間もない私に対して、周囲のメンバーの丁寧できめ細かなサポートがありました。案件組成では他部署と連携・協働して取り組む文化が染みついています。その過程で感じた徹底した顧客重視の姿勢、そして入社したばかりの私に「任せる、やってみろ」という風土、これらが当行で働く魅力を示していると思います。
また当行の人はマイルドな人が多いのが特徴で、それが働きやすさを生んでいます。一方、SBIグループの一員になったことで、仕事面では空気感の変化を感じています。今まさに営業マインドの刷新が図られています。貸出の伸長、顧客とのコンタクト拡大などアグレッシブな姿勢が求められており、私自身お客さまに向く時間が増えたと感じています。今後、今まで以上にメンバー同士切磋琢磨し、成長を加速させていく必要があると思っています。この4月には、当行初のスキームによる大型案件のクロージングを控えております。このようなビッグディールを任せてもらえること、そしてそれが着実に成長につながっていることに、確かなやりがいを実感しています。