CULTURE
社員の働き方紹介

自分のペースで柔軟かつ着実に働く
サステナブルインパクト推進部
サステナブルインパクト評価室 室長代理
石関 千穂
PROFILE
大学卒業後、銀行系証券会社で勤務。日々の情報収集の中でESG投資や企業の社会的責任(CSR)、途上国の貧困層向けビジネス等への関心が高まった。それらについて専門的に学びたいと考え、退職してイギリスに大学院留学。サステナビリティを軸に、企業倫理や社会におけるビジネスの役割、経済発展と環境問題の関係など分野横断的なテーマを学ぶ。帰国後、コンサルティング会社を経て、SBI新生銀行に入行した。
CAREER STEP
2009年 銀行系証券会社に入社。銀行と連携した顧客への金融商品提案等を担当。
2014年 イギリス留学し、ロンドン大学の修士課程に入学。Royal Holloway, University of London MSc Sustainability & Management 修士号取得
2015年 帰国後、コンサルティング会社に入社。企業向けESG・サステナビリティコンサルティング、ESGファンドにおける企業評価、途上国の農業従事者向け小口保険調査等に従事。
2021年 SBI新生銀行に入行。サステナブルインパクト推進部評価室に配属。

フレックスタイム制度を活用してどのように働かれているのですか?
現在は、出社や往訪が必須でない日は在宅勤務をメインとし、フレックスタイムで柔軟に働いています。2022年7月にフレックスタイム制が導入されたことで、より自分の裁量で働くことができるようになり、生活にメリハリをつけやすくなりました。仕事が忙しい時期は集中して取り組み残業もしますが、担当案件が完了した日などは早々に終業することもあります。現在は子どもが幼稚園に通っていて、時折、参観日などの行事があったり、急な体調不良などもあるので、一時離席や時間休などを利用して対応しています。今は仕事、育児、家事のどれもバランスをとって生活できていると感じています。
在宅勤務・フレックスタイム制の良さは通勤にあてていた時間や体力を有効に使える点です。前職で毎日出勤していた際は、早朝に家を出るために子どもの朝食や保育園への送りは家族に任せていたり、子どものお迎えを理由に17時前には退社したりと、仕事も育児も中途半端なのではと感じることもありました。周囲に申し訳ない気持ちをいつも抱えており、日々の業務をこなすのに精一杯で、新しいことや自分がやりたいテーマに挑戦できていないという感覚もありました。働き方の変化により、当時と比べて大きく変わったのは、何に対しても妥協せずに取り組めているという自信がついたことです。もちろん、日々、物事の取捨選択や優先順位の決断には迫られますが、今は劣等感なく、自身の経験・知識を活かしながら精一杯働けていると感じています。子どもも私自身も日々成長しているので、これからもその時々に合った柔軟な働き方を追求していきたいと考えています。

SBI新生銀行グループで働く魅力を教えてください。
同じ目的意識をもつ仲間と共に働けることです。在宅勤務メインなので、部署のメンバーとも直接顔を合わせる機会は少ないですが、定期的なオンライン会議やチャットなどでいつでも相談できる雰囲気があるので、一緒に協力して働いているという意識が強くあります。信頼関係も強く、同じゴールに向かって共に走っているという感覚があります。メンバーそれぞれに強みがあり、お互いの優れた部分を活かしつつ、助け合い支え合う風土があると感じています。部を牽引する2人の上司にも細やかな気配りがあり、話し合いの場でも心理的安全性を確保してくれ、考えていることやその場で思ったことを飾らずに発言することができます。案件ごとに関わる他部署やグループ会社の方々も、自身の仕事に誇りをもって取り組んでおり、素敵だなと感じることが多いです。
現在、私は、サステナブルファイナンスにおける案件評価や、再生可能エネルギーに対するプロジェクトファイナンスにおける環境・社会リスク評価などの業務に従事していますが、今後も、ファイナンスの資金使途となる事業活動やプロジェクトの環境・社会的インパクトの分析・評価をする専門性を高めていきたいと考えています。また、地銀連携や法人顧客支援という文脈でもESG・サステナビリティ推進支援や新たなサービス開発に取り組んでいますので、発展させていきたいです。仕事もプライベートも大切に、少しでも時間と気持ちに余裕を持ち、着実に前進していきたいと思います。