CULTURE

社員の働き方紹介

秘書×通訳の相乗効果で成長

不動産ファイナンス部 上席主任

能村 友美子

PROFILE

小学生の頃から国際交流や語学に興味を抱くようになり、英会話教室などに通いながら英語学習に励む。カナダとオーストラリアでワーキングホリデー等 計3年間の海外生活の後、2007年にSBI新生銀行に入社。秘書業務を通して日常的に英語を活用する傍ら、SBI新生銀行の副業・兼業の解禁を機に、2019年から副業として通訳業をスタートさせる。

CAREER STEP

2007年 不動産投資部に配属。部長秘書業務のほか、外国人スタッフのサポート業務や翻訳業務に携わる。

2010年 不動産ファイナンス部にて部長の秘書業務・総務の仕事に従事。フロント業務にも携わる。

2019年 ラグビーワールドカップ日本大会で通訳業務に携わる。

2021年 オリンピック 国技館 通訳(ボランティア)
パラリンピック 選手村 診療所 スペイン語・英語通訳(ボランティア)

2023年 FOODEX JAPAN2023 国際食品・飲料展 EUパビリオン バイリンガルスタッフとして勤務 フロントデスク通訳・ワインブース担当

副業の内容と、副業を持つことのメリットを教えてください。

現在は、主に国際イベントなどにおける通訳業務を行っています。以前からボランティアとして活動することはありましたが、2018年に副業・兼業が解禁になったことで、より活動の幅が広がったと感じています。そのひとつが2019年に開催されたラグビーワールドカップ日本大会での通訳業務です。私は場内のセキュリティゲートにて、VIP席の案内業務を担当しました。そこはスポンサー企業やそのクライアントのエリアであり、各社の秘書の方々の動きを間近で見られたことは非常にいい経験になりました。私の本業は秘書業務ですが、普段、他社の秘書が働く様子を見る機会はなかなかありません。上司が会場に入る前の動線確認や、細やかにお声掛けをする様子を見て、自身の秘書業務を省みるとてもいいきっかけとなりました。ほかにも銀行業務では出会えない方々と接することで、自然とコミュニケーション能力が培われていることは、秘書としてのスキルに間違いなくプラスに働いていると実感します。

本業と副業を両立させる上でのポイントは何ですか?

一番のポイントは社内の制度をうまく活用することです。副業を始めてから、改めて制度の充実とそれに対する周囲の理解など、制度を活用しやすい雰囲気を感じています。その一例として、2人1組でペアを組み、相手が有給休暇などを取得する際には、ペアのスタッフがその間の仕事をフォローする、というものがあります。特定の相手とフォローし合うことで、「お互いさま」という気持ちが生まれ、副業のための休暇も取得しやすい雰囲気があります。また、私用のPCやスマホから社内システムにアクセスできるなど、インフラの充実も大きなポイントです。社外からでもメールチェックなどができるため、ペアの担当者に任せっきりにすることなく、社外からでも随時、連絡や対応ができます。こうした対応やインフラ、周囲の理解があるからこそ、安心して副業が可能だと思います。
現在は英語のほか、国際イベントでの需要があるスペイン語も勉強中です。新たな言語を学ぶことで張り合いが出ますし、勉強時間を確保しようと銀行業務の効率も自然と上がります。今後も本業と副業、双方をバランスよく続けながら、相乗効果で社会人として、秘書・通訳として成長していきたいです。