CULTURE

社員の働き方紹介

自ら仕事を設計する楽しさを実感

グループ人事部 業務推進役

林 貫司

PROFILE

これまでのSBI新生銀行におけるキャリアでは、システム部署にて会社の根幹を成すシステム構築・運用に携わり、人事部でも人事システムの運営に長きにわたり従事。2018年にSBI新生銀行と再雇用契約を結んで以降、在宅勤務を中心とした働き方にシフト。

CAREER STEP

1981年 札幌支店で中堅・中小の法人営業を担当。

1984年 人事部に異動、人事システム全般を担当する。

1993年 ニューヨーク支店に駐在。

1998年 システム部署に異動、財務などを担当する。

2015年 再び人事部に異動し、人事システムの刷新に携わる。

2018年 60歳で定年を迎えた後、再雇用契約を結ぶ。数年間にわたり、SBI新生銀行グループ5社の人事システムを統合するプロジェクトに従事。

現在の仕事内容と、働き方について教えてください。

ここ数年間は、SBI新生銀行グループ5社のグループ共通のものに移行・統合するプロジェクトに、嘱託社員として携わっています。以前に、SBI新生銀行の人事システムの刷新を担当していたこともあり、「その経験が役立つのなら」とプロジェクトの立ち上げから運用まで数年にわたり担当していきます。実は定年退職後は、仕事ではなく家族と一緒に生活する時間を優先することを予定していました。再雇用の打診を受けた際、在宅勤務や時差出勤などの選択肢が豊富であり、人事部も相談しやすい雰囲気だったことから、そうした希望を伝えることに。その結果、在宅勤務とオフィス勤務を組み合わせながら働けることになりました。具体的には、月末と月初の2週間は東京のオフィスで月次データの作成はじめ、こまごまとした実務に力点をおき取り組んでいます。月中2週間は自宅にて、先送りしがちな、根を詰めて取り掛かりたい構想や作業に集中して取り掛かります。コロナ禍以降は、在宅勤務のウェイトが高まりましたが、今ではオンラインミーティングも一般的ですし、自宅から社内システムにアクセスできるため、海外からの勤務でも支障はなく、快適に働くことができます。

再雇用後、どんな時に仕事のやりがいを感じますか?

現在は業務のほとんどが在宅勤務ということもあり、自営業に近い働き方をしていると実感しています。同時に、「自分で仕事を設計している」という意識が、やりがいにつながっていると感じます。私自身は週5日勤務ですが、シニア活躍制度による嘱託勤務であれば、週3日などの希望も出せます。要は「どういった仕事をしてほしいか」という銀行側と、「どういった仕事をしたいか」という社員側の希望のマッチングです。定年という年齢に縛られることなく、自分に貢献できる部分があることによって、会社側とウィンウィンの関係を築けていると思います。
ここ何年か携わっている担当業務はグループ5社共通のプロジェクトということで難易度は高いですが、その分、やりがいも大きいものでした。今後も自分の持っている知識やスキルをどんどん提供しながら、プロジェクトに貢献していきたいと思います。