INTERVIEW 09

IT未経験ながらも
周囲に支えられ、主幹業務に邁進。

塚田 浩己

システム企画・運用部
システム運用第2セクション
スタッフ/2022年入社

社内インフラ管理という、全社員の業務に直結する重責を担う。

私は工学部の化学系を専攻しており、情報技術に関して専門的に学んだわけではありませんが、授業の一環として学ぶ機会があり、それをきっかけにIT関連の仕事に就きたいと思うようになりました。就職活動をする中で、新生フィナンシャルは自社開発のシステムを所有しており、上流から下流工程まですべてを経験できることを知り、魅力を感じて入社を決めました。

現在は、IT本部内の端末や電話機、ネットワーク、サーバーなど、いわゆるインフラに関するものが正常に稼働しているか管理する業務を担当しています。特にコールセンターの電話機や間接部署のパソコンなどは、社員のデイリーワークに欠かせないものであり、会社全体の業務効率を大きく左右する部分であるため、重責を担っていることを日々実感しています。社員一人あたり2、3台の端末を使用していますので、ざっと見積もっても会社全体では5,000台ほどの端末があります。すべてを常時管理することは難しいため、故障した際に依頼を受けて、ハード部分を交換したり、ソフトウェアの設定を見直したりして、正常に稼働するようにすることが、私の役目になります。

若いうちから一任されるから、成長スピードが早い。

ITに関して未経験で入社したこともあり、システム部門の仕事の中に「運用」というものがあることを知らず、当然プログラミング業務をやるものだと勝手に思い込んでいたので、実際に業務に就いてみて、「こんな仕事もあるんだ!」と驚きました。中でも、私が関わっているインフラ業務はもっとも基礎的な、いわゆる根幹の部分で、プログラミングはその先に枝葉の工程であることを知りました。基礎的な主幹部分の知識をしっかりと固められる環境にいることは、IT未経験者の私にとって大きなメリットだと思っています。

これまでで一番印象に残っている案件は、秋葉原にある拠点ビルでの停電対応です。サーバーやネットワーク機器が破損しないよう、サーバー担当に電源を落とす指示を出すことを任されており、勤務先である大阪と、東京を行き来して陣頭指揮を執りました。故障の可能性を洗い出し、万が一の場合に備えて対応方法の周知、さらにその影響がどこまで及ぶのかなどを綿密に予測して対策を練りました。翌日からの業務に何も支障がなかったと確認できた時は、ホッとしたと同時に、若手でもこのような大きな仕事を任されてやり切ったという自信が、次の仕事へのモチベーションになりました。

IT業務全体を経験したのち、人材育成に注力したい。

一度、私の操作ミスでシステム障害を起こしてしまったことがあります。他のチームの方もサポートしてくれて大事には至らなかったのですが、事前の確認不足が原因でした。この経験をもとに、仕事を進めるときには、確認が必要な項目を網羅的に把握すること、上司に確認を取ってから進めることを徹底しています。その上で、ひとつのミッションを任されたときには目的までの地図を頭の中で描き、筋道を立てて遂行することも心がけています。基本を忠実に守りながら、やることはしっかりとやる、それが成長につながる重要なポイントだと思っています。

直近の目標はIT全般を理解できるようになることです。まだまだ専門的な勉強も必要ですが、これから開発分野も経験して、全体の理解を深めていきたいと思っています。そして将来的には、部署内の人材育成にも関わりたいと考えています。私と同様に未経験で入社してきた人は、知識不足ゆえ、不安になることも少なくないはずです。同じ経験者として、寄り添ったサポートができる人材になれたら嬉しいです。

SCHEDULE1日の流れ

  • 9:00
    出勤(メールとタスクの確認)
  • 10:00
    ミーティング(依頼や作業の進捗確認)
  • 11:00
    要件確認
    (依頼やプロジェクトの要件を関係者に確認し、要件を整理)
  • 12:00
    昼休憩
    (天気がよければチームメンバーと会社近くの飲食店でランチ)
  • 13:00
    資料作成
    (決定した要件を基に作業に関する資料を作成)
  • 15:00
    資料確認依頼
    (チームメンバーに資料の確認を依頼し、作業内容など相談)
  • 17:00
    作業実施
    (作成した資料を基に作業を実施)
  • 18:00
    退勤(作業結果を整理)

※部署名、所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。