2025年度卒業・修了予定の新規学卒者等の採用活動に関して
SBIホールディングス株式会社、株式会社SBI新生銀行、株式会社アプラス、昭和リース株式会社および新生フィナンシャル株式会社(以下「SBIグループ各社」といいます。)は、その採用関連事務に関して、SBI新生ヒューマン・リソーシズ株式会社に業務委託しております。これに伴い、SBIグループ各社は、採用応募者やインターンシップ等の応募者(就職ナビサイト等を通じた応募者を含みます。)の個人情報を、会員規約に従って、SBIグループ各社間およびそれぞれの採用関連業務委託先であるSBI新生ヒューマン・リソーシズ株式会社との間において、それぞれ共同利用いたします。 これにご承諾いただいた上でご応募ください。

金融エキスパートコース

第二営業部 国際金融室 室長代理

藤本 舞

2015年入社

PROFILE

学生時代に開発経済学を専攻。世界各地のインフラ整備や環境課題解決に金融が大きな役割を果たしていることを知り、銀行の仕事に憧れてSBI新生銀行へ。現在、国際金融室に所属し、アジア太平洋地域の海外事業法人向け融資営業を担当している。

SBIグループの総合力を活かし海外ビジネスの成長を支える。

規模の大きな事業に潜むリスクを見極め、融資の可否を判断する。

私が所属する国際金融室の役割を一言で表現すると、「SBI新生銀行の、海外法人のお客さまとの最初の窓口」です。海外に拠点を持つ日本法人のお客さまについては国内法人営業の担当者が対応することから、私たちは主に非日系の海外事業法人や海外金融法人のお客さまを対象とした業務を行っています。
非日系のお客さまが海外で資金調達をする際、資金の出し手としてかかわりを持つのが国際金融室の主な業務です。海外で資金調達するような企業は規模も大きく、1回あたりの調達金額も数百億円~数千億円におよびます。そのため、複数の銀行がシンジケート団を組んで融資する「シンジケートローン」が組成されることが多く、これにアレンジャー(幹事金融機関)あるいはレンダー(参加金融機関)の立場で参加しています。
シンジケートローンにレンダーとして参加する場合、国内外のアレンジャーを通じて借入人のビジネスやリスクを精査します。ときには借入人と直接の面談を通じて関係を構築し、リスク・リターンを踏まえたうえでSBI新生銀行が案件に参加するかどうかを判断します。上司や審査部と協議を重ねて稟議書をブラッシュアップし、稟議の承認を得た後は、法務部や弁護士と英文契約書のレビューを進めて案件クローズまで一気通貫で担当します。また、案件参加後には数年にわたり与信期間における案件モニタリングを行います。

世界中で起きている課題解決に資金面から貢献する。そんな銀行の仕事に憧れを抱く。

私が銀行業務に興味を持ったのは、学生時代に開発経済学を専攻したのがきっかけです。ゼミ活動を通じて主に海外の経済的発展にかかわる政策を研究していたのですが、多くの社会や環境課題の解決に欠かせない役割が資金調達という金融の役割だと知り、社会的意義の高いさまざまなプロジェクトに携わることのできる銀行のダイナミックな仕事に憧れを抱きました。
中でもSBI新生銀行を選んだのは、競合他社に先駆けてユニークな商品展開や取り組みをしているイメージがあり、新しいことにどんどん挑戦するマインドを感じたからです。また、選考の段階でお会いした先輩社員の方が、「一緒に働いている人たちの顔と名前は大方一致している」と話していたのが印象的で、「社員一人ひとりを尊重してくれる、風通しのよい環境」だと思えたことも大きかったです。また、拠点が限られているため、専門性を高めながら長期的なキャリア形成をしていきやすいと感じたのも決め手のひとつになりました。

関係者にとってよりよい結果を追求する。自分の発言と行動には、常に責任を持つ。

仕事に取り組む際に、一番のモチベーションになるのは、出張などを通じてお客さまが実際に行っている大規模プロジェクトを目の当たりにしたとき。「この仕事をやっていてよかった」と感じられる瞬間です。国際金融室の業務は、言語の壁がある海外のお客さまとのコミュニケーションや交渉がメインとなるからこそ、案件がクローズしたときに大きなやりがいを感じることができます。SBI新生銀行は、現在、海外の支店を有していません。そのため、海外のお客さまに対しては、「SBIグループとは何か」、「SBI新生銀行はどのような役割を担っているのか」、「お客さまに何ができるのか」をきちんと説明し、興味を持ってもらう必要があります。そこで、お客さまに合わせて出す情報を変えたり、情報の出し方を工夫したりするようにしています。
業務を円滑に進めるうえで大切にしていることは、関係者全員にとってよりよい結果を追求することです。そのため常に「自分の外を向いて仕事ができているか?」と自問自答するようにしています。いつでも完璧な結果が出せるわけではありませんが、自分の言動に責任を持ち、誠実な態度で仕事に向かうことが信頼につながると考えています。

グループの強みを引き出しながら、社会にインパクトを与えていきたい。

この仕事の魅力は、さまざまな地域・業種のお客さまと対峙し、解決策を想像できるところです。ルーティーンの業務ではなく、「今までと異なる状況をどのように乗り越えようか?」、「誰を巻き込もうか?」など、考える余地がたくさんある点がおもしろく、また、自分なりに考えたことを提案し、トライさせてくれる環境がある点も魅力だと感じています。
SBIグループの一員となり、ローン以外の金融商品やフィンテックサービスなど、SBI新生銀行が持つソリューションが格段に増えました。また、SBIグループの海外拠点とも徐々に協力関係を築きつつあり、今後はグループ全体で連携しながらお客さまにより幅広いサービスの提案ができるようになると感じています。*
金融を超えてマーケットの潮流にアンテナを張り、勉強し続けることは大変だと思いますが、新たな知識をどんどん吸収し、自分たちの持つ武器を増やしていきたいです。そして、さまざまなお客さまから「SBI新生銀行の役割っておもしろいね」と感じてもらい、社会にインパクトを与えるような面白いビジネスにかかわっていければと思います。
*SBIグループにおける英国拠点の強化・再編について

ONE DAY SCHEDULE

  • 7:30

    出勤

    取引先に関連するニュースやメールのチェックを行い、その日の業務の進め方を決める。

  • 9:30

    ミーティング

    チーム内で手元の業務について確認を行い、各担当者の進捗を把握する。また、社内の他部署との打ち合わせを通じて、顧客提案にかかる戦略を練る。

  • 11:30

    昼休憩

    会社の同僚と本店近くの飲食店にてランチ

  • 13:30

    電話会議

    海外に所在する取引先や案件に関係する金融機関と電話会議

  • 15:00

    報告・稟議書作成

    会議内容について、情報メモを作成する他、上司や他関係部署に状況を報告。また、会議を踏まえて、案件の稟議書などを作成。

  • 17:00

    退勤

CAREER

  • 1年目

    営業第二部
    国内事業法人向け融資営業を行い、食品、小売、ITなどを担当。

  • 4年目

    アセットマネージメント統轄部
    国内金融法人向け投資信託の販売営業、取扱ファンドのパフォーマンス分析業務を担う。

  • 5年目

    スペシャルティファイナンス部 航空機ファイナンス
    海外航空会社・航空機リース会社向け航空機担保融資営業を担当。

  • 7年目
    ~現在

    営業第二部 国際金融室 事業法人営業
    海外事業法人向け融資営業(アジア太平洋地域)を担当。

※部署名、所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。
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