2025年度卒業・修了予定の新規学卒者等の採用活動に関して
SBIホールディングス株式会社、株式会社SBI新生銀行、株式会社アプラス、昭和リース株式会社および新生フィナンシャル株式会社(以下「SBIグループ各社」といいます。)は、その採用関連事務に関して、SBI新生ヒューマン・リソーシズ株式会社に業務委託しております。これに伴い、SBIグループ各社は、採用応募者やインターンシップ等の応募者(就職ナビサイト等を通じた応募者を含みます。)の個人情報を、会員規約に従って、SBIグループ各社間およびそれぞれの採用関連業務委託先であるSBI新生ヒューマン・リソーシズ株式会社との間において、それぞれ共同利用いたします。 これにご承諾いただいた上でご応募ください。

対談
リテールエキスパートコース

リテールビジネスでキャリアを構築する魅力・可能性とは
コンサルティング業務は生成AIに代替される――。
そんなことが声高に叫ばれる昨今、リテールビジネスは今後どのように変化し、そこで働く個人はどう適応していけばいいのか。
資産運用コンサルタントとしての経験を経て多彩なキャリアを重ねるリテール営業部の2人に、
これまでの自身の経験と、SBI新生銀行のリテールビジネスの未来、リテールビジネスでキャリアを構築する魅力について語ってもらった。
MEMBER
  • リテールエキスパートコース
    リテール営業部
    部長代理
    弘原海 彩香
    2015年入社

    リテール営業部のフィナンシャルセンター(支店)推進担当として営業サポートやキャンペーンの企画実行などを行う。「SBIラップ×SBI新生銀行」をはじめとしたSBI関連商品を推進するほか、梅田・難波・京都・神戸・上野フィナンシャルセンターの部店担当として支店の要望ヒアリングや本部方針の伝達など、支店業務と本部業務の橋渡し役を担う。

  • リテールエキスパートコース
    リテール営業部
    マスリテール担当 
    上野 岳人
    2020年入社

    リテール営業部のマスリテール担当。リテール顧客全体の顧客基盤・取引基盤の拡大を目的に、WEBマーケティング関連の業務の一環として、銀行口座数の増加を図るための広告制作、WEBサイトの作成・修正などを行う。最近では、デジタルサイネージを各支店に導入するなど、リアルチャネルの広告運用なども幅広く手がけている。

若手のうちから裁量を持って働ける。チャレンジできる環境が成長につながる。

弘原海

元々、学生時代の経験から、お客さまの生活をより豊かにするために資産運用商品の相談業務を行いたいという思いで銀行の個人営業職に絞って就職活動を行う中で、SBI新生銀行と出会いました。さまざまな銀行がある中で、SBI新生銀行は若手のうちから多くの裁量を持って仕事ができること、営業職である資産運用コンサルタントに加えて、リテールビジネスおよびその関連業務にチャレンジする機会もあることから、自分のキャリアを広げられる可能性にも大いに期待できると考えました。長い社会人人生の中で、多くの選択肢の中から自分の挑戦したい分野を選択できる、そんな環境がSBI新生銀行にあるという点が入社の決め手になりました。

上野

私も、弘原海さんと同じように、最初から金融業界に絞って就職活動をしていました。元々、経済を動かしているお金というもの自体に興味があったのが一番の理由です。SBI新生銀行はメガバンクと比べると規模は小さいものの、だからこそ自由度が高く、若いうちから裁量を与えられ、新しいことにチャレンジできる環境があるのが魅力的でしたね。法人ではなくなぜリテールを選んだのかは、学生時代にアルバイトで塾講師や家庭教師をしていて、その経験が活かせるのではないかと思ったからです。会社対会社の法人取引にも興味がなかったわけではないのですが、アルバイトの経験を通して、個人対個人の関係から学ぶことは多いと感じていましたので、自分にはリテールが向いていると判断しました。

弘原海

入社9年目となり、これまでいろいろな部署でキャリアを重ねてきましたが、自分から上司に意思表示をしてやりたいことを実現したものが多く、恵まれているキャリアを歩めているな、と感じています。SBI新生銀行は、やる気さえあれば挑戦を応援してくれる風土が根付いていますね。また、実力が追い付いていなかったとしても、諦めずにどんなときでも努力する私に期待し、チャンスを与えてくれた上司や会社には感謝しています。学生時代から「資産運用コンサルタントになりたい」という気持ちが強かったので、憧れの仕事に就いてやりがいを感じてきた一方で、経験を重ねるにつれて、これまで自分が教えてもらってきた資産運用コンサルタントとしての経験、ノウハウや学びを、多くの後輩や若手社員に還元する育成・教育の仕事に携わってみたいと思うようになりました。また、支店の営業を推進する業務にも興味を持ち始めるようになりました。そこで当時の上司に「本部業務に挑戦したい」と相談したところ、リテール営業部への異動が実現しました。

上野

私の場合、資産運用コンサルタントから今の部署への人事異動はまさに「晴天の霹靂」でした。最初こそ驚きましたが、異動して業務を実践してみると、とてもフィット感があり、自分の適性をみて抜擢してもらえたことを嬉しく思っています。今の部署に限らず、今後も自分にとってやりがいのある魅力的な仕事に積極的に関わっていきたいと思っています。そのために必要なことは、まずは与えられた職場で常にベストを尽くすことだと考えています。弘原海さんのお話にもありましたが、SBI新生銀行は、その場・そのときで一生懸命に目の前の業務に全力を尽くしていると、必ず誰かがそれを見てくれていて、チャンスをくれる会社だと思いますね。

目の前のお客さまに向き合う支店での業務とは違い、本部ではより広い視点で物事を捉えるように。

上野

資産運用コンサルタントは、支店の仲間と力を合わせながら、目の前にいらっしゃるお客さまに最善の提案、サービスを提供することが求められます。いかにお客さまに満足していただくかを追い求めていくことが仕事の目的です。一方、本部業務は、同じ部署で働く社員だけでなく、他部署や他社の協働関係者を巻き込みながら、目の前にはいない多数のお客さまや、未来のお客さま、私たちのサービスにまだ気づいていないお客さまに向けてのアプローチ方法を考えて「どのように顧客開拓を進めていくのか」「どのように顧客を増やしていくのか」「どのように顧客満足度を高めていくのか」「どのように預かり残高を増やしていただくのか」を追い求めていくことです。支店での営業業務と本部業務の一番の違いは、このあたりにあると感じています。

弘原海

そうですよね。私も支店で資産運用コンサルタントとして営業を行っていたときの学びと本部に異動してきてから、それぞれに学びがあったと感じています。どちらがよいとか悪いという話ではなく、同じリテールビジネスでも、多様な学びの機会、そして幅広いビジネスフィールドがあり、その学びを得るために必要な経験を与えてくれる会社なのだと実感しています。

上野

支店も本部も、お客さまのために働く。という最終目的は同じなのですが、それを達成するためのアプローチが異なりますよね。本部に異動して、以前は個人や支店規模でしか見えていなかったビジネスの構造が、部署や会社といった全体像として見えるようになり、より大きなインパクトを出すことを考えながら成果を追求するようになりました。そこに本部業務の面白さを感じています。

弘原海

確かに、本部業務に携わると、より広い視野で物事を見るようになりますよね。SBIグループの中で、SBI新生銀行の中で、リテールバンキングがどういう立ち位置・役割で、お客さま・会社から何を求められているのか。こういった視点で物事をとらえ、仕事を進めていこうと考えるようになりました。そして、自分が考えたことを実行するためには、他部署・他チームとの連携や協業が不可欠になります。この点も、1対1でお客さまと向き合う資産運用コンサルタントの営業活動とは大きく違うポイントだと感じますね。
とはいえ、仕事としての喜びや達成感を大きく味わうことができたのは、資産運用コンサルタントとしてお客さま一人ひとりと向き合っていたときかもしれません。「弘原海さん、いますか?」とお客さまがわざわざ会いに来てくださり、一人の人としてお客さまに頼っていただける喜びは格別です。
私はリテールビジネスの将来性に魅力を感じているので、このままリテールビジネスのプロフェショナルを目指していきたいと思っています。そのなかで、これからもまたチャンスがあれば、資産運用コンサルタントとして、リテールビジネスの最前線で若手育成やマネジメントにもチャレンジしたいです。

幅広いキャリアを積み重ねてきたからこそ、多角的な視野を持ち、相手の立場を理解できる。

弘原海

仕事を円滑に進めていくためには、よく「相手の立場になって物事を考えることが大切」だと言いますが、相手の立場を理解するためには、実際にいろいろな人と関わりを持ち、協業することが必要だと思っています。その点では、これまでの資産運用コンサルタントとしての経験が活かせる場面は本当に多いです。

上野

私も同感です。リテール営業部での本部業務においても、資産運用コンサルタントとして培った経験を活かせることも多くあるように思います。具体的な例でいえば、営業現場でお客さまの声を直接聞く機会があったからこそ、お客さまに寄り添ったWEBサイトの作成・修正ができると感じます。「正解は常にお客さまが持たれている」その一番大切な発想を持てるようになったのは、資産運用コンサルタントとして、多くのお客さまから色んなことを教えていただけたからだと思います。

弘原海

私の社会人生活は、大宮フィナンシャルセンターでの窓口業務から始まりました。その後、資産運用コンサルタントや新入社員教育のトレーナー、支店の営業推進業務など、多くの幅広い業務に従事してきました。その中で、さまざまな人や仕事と関わり、その都度新たな視点を知り、学ぶことができました。これが自分自身の視座を高めることに繋がったと実感しています。

AIにはお客さまの複雑な悩みは解決できない。今後も「お客さまの役に立つ銀行」であり続ける。

上野

入社してからの約4年間で、SBIグループの一員となったり、中期ビジョン達成に向けての上場廃止があったりと、自分が就職した会社で、大きな変化をいくつも経験しました。さらに、コロナ禍を経験し、経済環境という観点からも、欧米に続いて日本でもいよいよ金利正常化への道が整いつつあるなど、時代の転換期、変化の真っただ中を、今、まさに過ごしていると強く感じます。また、生成AIの登場などテクノロジーの進化のスピードも加速度的で、今後この流れが止まることはないのだと思います。「凄い時代を生きているな」と、ふと立ち止まり、振り返ることもあります。

弘原海

確かにこの数年間の時代の変化、世の中の変化、会社に起こった変化は目まぐるしいものがありましたよね。SBIグループの一員になり、私たちSBI新生銀行が、お客さまに提供できることが格段に増えたことは、大きなプラスだと感じています。それは働く私にとっても非常に魅力的な変化で、今後、競合他社やAIと伍していく際に、大きなアドバンテージを得られたと思っています。AIの進化、発展を脅威と捉える人もいますが、個々のお客さまが抱える複雑なお悩みを、すべて解消できるわけではないと思いますので、ツールとして活用しながらうまく共存共栄できるのではないか、と私は考えています。

上野

お客さまを第一に考え、最善の商品、サービスを提供する。目指すべきところは今も昔も、これからも変わらないと思います。この変化を好機と捉え、新しい環境・技術を積極的に取り入れていけば、お客さまの更なる利益に資するサービスを提供し、銀行のビジネス全体を成長させていけると思っています。私個人としても、日々新しい知識の習得に取り組み、新しい仕事へのチャレンジを続けていきたいです。

弘原海

新NISAが開始するなど、国民一人ひとりが資産運用について真剣に考え、自ら資産形成をしていく転換期に入っていると思います。SBI新生銀行としても、SBIグループの一員として「顧客第一主義」を徹底する銀行を目指し、今後もお客さまのあらゆるお悩みとご相談事項に寄り添っていくことを目指していくことになります。私自身も、その一翼を担いたいと考えていますし、是非、皆さんも就職先の選択肢のひとつとして、金融機関のリテールビジネスを加えてみてください。さらに、選択するのが私たちSBI新生銀行であったならば、嬉しい限りです。

CAREER

  • 1年目

    大宮フィナンシャルセンター
    口座開設などの窓口業務を経験しながら、資産運用相談業務のトレーニングを重ね、資産運用コンサルタントとして独り立ちする。

  • 3年目

    吉祥寺フィナンシャルセンター
    資産運用コンサルタントとして、老若男女問わず、幅広いお客さまを担当。

  • 5年目

    新宿フィナンシャルセンター
    資産運用コンサルタントとして自身の営業成績を追い求めるだけでなく、後輩の育成指導や支店の営業推進にもかかわるリテールエキスパートコースの業務別新入社員研修のトレーナーに抜擢され、2カ月半の長期にわたり、研修プログラムの企画・運営・講師を務める。

  • 7年目

    リテール営業部 営業教育担当
    本部に異動し、支店スタッフのスキル可視化、新人・SFCスタッフ向けの研修立案・企画・実行などの業務に携わる。

  • 9年目~
    現在

    リテール営業部 フィナンシャルセンター(支店)推進担当
    支店の営業推進業務のほか、支店の要望ヒアリングや本部方針の伝達など、支店業務と本部業務の橋渡し役を担う。

CAREER

  • 1年目

    リテール営業第一部 新宿支店
    窓口業務と資産運用相談業務を並行して学び、入社半年以降は資産運用コンサルタントとして独り立ちする。

  • 3年目~
    現在

    リテール営業部 マスリテール担当
    リテール顧客全体の顧客基盤・取引基盤の拡大を目的に、WEBマーケティング関連の業務に従事する。

※部署名、所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。