2025年度卒業・修了予定の新規学卒者等の採用活動に関して
SBIホールディングス株式会社、株式会社SBI新生銀行、株式会社アプラス、昭和リース株式会社および新生フィナンシャル株式会社(以下「SBIグループ各社」といいます。)は、その採用関連事務に関して、SBI新生ヒューマン・リソーシズ株式会社に業務委託しております。これに伴い、SBIグループ各社は、採用応募者やインターンシップ等の応募者(就職ナビサイト等を通じた応募者を含みます。)の個人情報を、会員規約に従って、SBIグループ各社間およびそれぞれの採用関連業務委託先であるSBI新生ヒューマン・リソーシズ株式会社との間において、それぞれ共同利用いたします。 これにご承諾いただいた上でご応募ください。

データサイエンティストコース

グループデジタル戦略部

山本 俊介

2021年入社

PROFILE

大学時代は主に画像認識に関する研究を行う。SBI新生銀行のデータ分析コンペティションに参加したのをきっかけに入社。現在はグループ会社であるアプラスのマーケティングや与信に関するデータ分析などを手がけている。

最先端のデータ分析からビジネスの課題解決まで、一気通貫で現場の期待に応える。

私は現在、SBI新生銀行グループに属する信販会社であるアプラスのマーケティングチーム・与信チームが抱える課題に対して、分析/モデリング/BIダッシュボードの提供などのデータソリューションを提供する業務に取り組んでいます。具体的には、クレジットカードの利用を促進するキャンペーンの効果測定、キャンペーンの効果がどれほど継続したのか、等々を顧客データから分析しています。新規顧客獲得のために、お客さまにサービスをご案内するためのDM送付やアウトバウンドコールを行う際、よりニーズの高いお客さまに効率よくアプローチするために機械学習を用いたモデル作成を行い、業務の最適化やコスト削減につなげる業務改善にも取り組んでいます。まずは協業先の部署へのヒアリングを行う情報収集から始め、単にデータの分析結果を報告するだけでなく、実際に業務を改善し、コストを削減し、円滑な事務フローを構築するための具体的な改善提案まで行います。実際の成果につながるよう、外部コンサルと異なり、実際のビジネスに一歩踏み込んだ支援をしています。提案して終わりではなく、実際のビジネスにも関与できることが面白いと感じています。自分が作った分析モデルや、分析が機能した現実を見るのは格別で、大いなる達成感を感じながら日々浮かびあがる課題解消に取り組んでいます。

データサイエンティストを本気で育成し活用しようとしていると実感して入社を決意。

私がSBI新生銀行に入社したのは、SBI新生銀行が開催するデータ分析コンペティションに参加したのがきっかけです。大学では画像認識に関する研究に携わっており、周辺領域である機械学習を用いた予測・分類も趣味程度に経験していました。そこで、データ分析コンペティションで新たな知見を獲得できればと思い、参加することにしました。そのときのコンペはおよそ2週間にわたるプログラムで、機械学習を用いて消費者金融からお金を借りている顧客の貸し倒れリスクを予測するモデルを作成するという内容でした。コンペに参加している期間中、SBI新生銀行で活躍しているデータサイエンティスト(社員)が参加者の質問にすぐ回答してくれるだけでなく、毎日のように1on1でレビューの時間を設定してくれたおかげで、さまざまな知見を得ることができました。データサイエンティストの育成に対する熱意がある会社だとわかり、参加者を手厚くサポートしてくれる先輩たちの人柄にも触れることができ、こうした環境であれば、自分自身もデータサイエンティストとしてビジネスに貢献でき、かつ自分のデータサイエンティストとしての市場価値を高めていけると感じ、入社を決めました。

自身のスキル向上を日々実感。
貢献度が数字で見えるからこそ、大きな達成感を味わえる。

業務に取り組む中で達成感を味わえる瞬間は、社内で協業するチームのビジネスに貢献できたと感じられたときです。前述した、クレジットカードの申し込み有無・稼働有無を予測し、DMの送り方を改善するプロジェクトでは、作成したモデルを活用することで年間数百万円のコスト削減を実現できました。現状のインパクトは小さいですが、今後もLTV(Life Time Value、顧客生涯価値)の観点も含め、より効率的な顧客獲得を目指す予定です。また、年に10件近くのプロジェクトに携わることができており、多様な経験ができる点も魅力だと考えています。
さらに、日頃から自身のスキル向上を実感できる点にも、やりがいと魅力を感じています。協業先が他社ではなく社内やグループ会社なので、自分事として取り組めることもスキル向上に繋がっているように思います。課題を解決するために、新たな分析手法を学び分析トレンドをキャッチアップしていく中で、それまで知らなかった知見を獲得し、新たな技術をすぐに実際のビジネス現場で活用できる機会がとても多いです。データサイエンティストに必要とされる「ビジネス力」、「データサイエンス力(情報処理、人工知能、統計学の知識)」、「データエンジニアリング力」の3つの軸を総合的に高めていける環境だと思います。
仕事をするうえで重要なのは、目的意識を持って業務を遂行すること。そのためにも、プロジェクトやタスクの優先順位を考慮したスケジュール管理や、相手に簡潔に伝わる資料作成を心がけています。資料については無駄な分析結果を極力省き、平易な表現を用いることが何より大事だと感じています。

技術力向上のための時間も会社がコミットする。学習意欲の高い人に最適な環境。

グループデジタル戦略部は、自身のアイデアややりたいことを業務に反映させやすい環境で、入社1年目から裁量を持ってデータサイエンス業務に取り組めることが非常に大きな魅力です。また、業務時間の最大10%程度を技術力向上のために割り当てられる点もよいところです。直近ではChatGPTに代表されるLLM(Large Language Models、大規模言語モデル)に関する情報収集やアプリ開発に取り組んでおり、社内データを活用してさまざまな質問に自動で回答できる仕組みを構築しました。業務につながる領域であれば自由にテーマを設定してチャレンジできるなど、各々に裁量があり、入社後も着実に技術を高めていきたい学習意欲の高い人には恵まれた環境だと思います。
今後については、ビジネスサイドとエンドユーザーとなる顧客の双方に価値のある成果物を還元することが目標です。そのためには、ビジネスの理解、ユーザー(顧客)の理解、実現するための技術力など、さまざまな能力が求められると思いますが、さらなる知見を得ながら自身の技術を飛躍させていきたいです。

ONE DAY SCHEDULE

  • 9:00

    出勤

    その日の予定の確認やメールチェックを行う。

  • 9:15

    オンライン会議

    現在、プロジェクトを進めているビジネス関連部署のメンバーとのミーティングを開催。大阪のメンバーも参加することからオンラインで開催。

  • 10:00

    分析・モデリング

    メンバーとのミーティングや案件に関する打ち合わせを行い、検証を進める。

  • 11:00

    協業先への報告

    協業先となる部署にデータ分析の結果を報告する。上司と相談をして挑むものの、担当役員が同席することもあり、成果発表をする場は緊張がある。

  • 12:00

    昼休憩

    オフィス最上階にあるカフェテリアで昼食をとりながら休憩。支店で活躍しているデータサイエンティストコース以外の同期と久しぶりに会って、話が盛り上がることも。

  • 13:00

    部内ミーティング

    上司、チームメンバーへ分析結果を共有するためのミーティング。いろいろ質問を受けたり、助言がもらえるので、よい刺激になっている。

  • 14:30

    データ分析、資料作成

    分析結果を報告するための資料を作成

  • 17:30

    退勤

CAREER

  • 1年目~
    現在

    グループデジタル戦略部
    SBI新生銀行グループの信販会社「アプラス」のマーケティングの深化、業務効率化を達成するためのデータ分析やモデリング作成などを担当。
    年次を重ねるごとに、グループ全体での生成AI推進など活躍の幅に広がりが出ていることを実感。

※部署名、所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。