2025年度卒業・修了予定の新規学卒者等の採用活動に関して
SBIホールディングス株式会社、株式会社SBI新生銀行、株式会社アプラス、昭和リース株式会社および新生フィナンシャル株式会社(以下「SBIグループ各社」といいます。)は、その採用関連事務に関して、SBI新生ヒューマン・リソーシズ株式会社に業務委託しております。これに伴い、SBIグループ各社は、採用応募者やインターンシップ等の応募者(就職ナビサイト等を通じた応募者を含みます。)の個人情報を、会員規約に従って、SBIグループ各社間およびそれぞれの採用関連業務委託先であるSBI新生ヒューマン・リソーシズ株式会社との間において、それぞれ共同利用いたします。 これにご承諾いただいた上でご応募ください。

金融IT・システムコース

システム運用部

川上 瑶平

2018年入社

PROFILE

システム関連部署が切り離されグループ会社にまとめられているのではなく、銀行本体に属し、社内のビジネスサイドで働く社員(ユーザー)と同じ目線で開発業務に取り組める点に魅力を感じて入社。現在はAWS共通基盤の構築、運用保守業務の経験・知見を活かし、新たなシステム開発の支援などを行っている。

AWS共通基盤の構築や運用保守を通して、ITシステムの根幹を支える。

私は現在、システム運用部に所属し、SBI新生銀行が進めている、AWS共通基盤を活用した開発プロジェクトのサポート業務を行っています。AWS(アマゾンウェブサービス)とは、システム構築の際にサーバー機器を購入・設置しないですむクラウドサービスプラットフォームのことで、現在、SBI新生銀行は、基本的にこのAWSを使ってシステム開発をしています。私は入社2年目に参画した、AWS共通基盤の構築プロジェクトで初めてAWSという技術に触れましたが、社内のすべてのエンジニアがAWSに詳しいわけではありません。そこで、自分がプロジェクトを通して得たAWSの知識や知見を活かしてさまざまな開発を支援していく必要性を学び、協働関係者を巻き込んでいく難しさを痛感しました。
3年目には、AWS共通基盤上で稼働するAPI基盤の構築プロジェクトを担当しました。API基盤とは、社内外のデータを円滑に連携する仕組みで、SBI新生銀行のインターネットバンキングとなる「パワーダイレクト」をはじめ、SBI新生銀行のスマートフォンアプリ、SBI証券や業務提携しているオンライン証券のアプリなど、業務運営を大きく左右する重要なシステムに使われています。API基盤構築プロジェクトに参画した後、現在は保守運用業務のメイン担当を務めつつ、API基盤の更改プロジェクトにも関わっています。

銀行本体にシステム開発、保守、運用、管理を担うセクションがあるからこそ、ユーザーと対等な立場で仕事ができ、仕事の成果を一緒に追い求めることができる

大学時代には理工学部で情報系を専攻していたため、IT企業を中心に就職先を探していました。SIer(エスアイヤー、System Integrator)やITコンサルの説明会にも参加したのですが、取り扱う領域が広すぎて、自分がその会社で働いている具体的なイメージが湧きませんでした。その点、SBI新生銀行で募集していた「金融IT・システムコース」であれば、本体から切り離されたグループ会社ではなく、「銀行員」としてグループ内のユーザー(実際にシステムを利用するビジネスに従事している社員)と対等な立場で仕事ができることから、自分が働くイメージが具体的に湧き、自分の望むキャリアを実現できるのではないかと感じました。選考過程で出会った社員が皆、親切で人当たりがよく、話しやすい人ばかりだったことも決め手のひとつになりました。このような人たちと一緒に働きたいと思い入社を決断しました。 入社後は、銀行システム全体を俯瞰できる業務からキャリアをスタートしたいと希望し、入社前面談の際に、はっきりと自分の考え、希望を伝えたところ、システム運用監視ツールの運用保守チームに配属されました。ちゃんと自分の希望や自分の適性を考え配属先を決めてくれたと感じました。必ずしも希望が叶う訳ではないですが、一人ひとりのキャリアを大切に考えてくれる会社であることは、自分にとっては大変魅力的で、今でもこの会社に入ってよかったと思えるポイントのひとつになっています。
ファーストキャリアとして、システム障害が発生したときに、その障害をいち早く検知するためのツールの運用管理を担当し、障害を未然に防ぐ重要な役割を経験したことで、2年目にAWS共通基盤構築プロジェクトに監視システム担当として参画する機会が得られるなど、その後のキャリアの礎を築くことができました。

障害を完全に防ぐのは難しい。起こる前提で考え、影響を最小限に抑える。

新たな技術やツールを自分で検証・評価し、それを実際にシステムへ導入するまでが面白いですし、自分が主導し導入したツールが、その後にきちんと機能していることが確認できるとやりがいを感じます。システム運用部では、システム障害への対応も求められることから、障害が起きたときは昼夜問わず対応せねばならず、大変ですが非常にやりがいのある仕事です。誤解を恐れずに言うと、システム障害は付きもの。もちろん、システム障害を起こさないシステムを構築することが理想ですが、近づけることはできても、100%防ぐことは難しいとも言われます。ここ数年のシステム開発は、障害が起こる前提に立ち、障害が起こってもお客さまへ影響を及ぼさない、もしくは、被害、影響を最小限に抑えるための「仕掛け」を考えることが重要になってきています。こうした仕掛けが想定通りに動いたときには、自分の職責を果たせたと大きな達成感を得られます。システム障害の原因究明を自分が主導し、自ら対応、問題を解消させる経験は、正直なところ大変苦しいと感じることもあるのですが、自分自身の将来の糧となると感じていますし、大変だからこそ、とてもやりがいのある仕事だと自負しています。

新たな時代の変化にも対応できる、幅広い知識を備えたゼネラリストへ。

仕事をするうえで重要なのは、目的・背景を知り、納得感を持って業務にあたることだと考えています。自分自身の性格上、「なぜ自分がこれをやらないといけないのか」をきちんと理解し、腹落ちした状態でないと、なかなか業務を前に進められないことが多いです。これは、チームメンバーに仕事をお願いするときも同じだと思います。目的や背景をきちんと伝えること、そして「ありがとう」と感謝することを常に心がけるようにしています。
今後は「この人にお願いすれば何とかしてくれる」と思われるよう成長していきたいです。今はそのための実績と経験を蓄える時期ですので、まずは目の前の業務、プロジェクトを実直にこなしていこうと思っています。業務面では、特定の領域に詳しいスペシャリストよりも、幅広い知識を持つプレイヤー兼マネージャーを目指したいです。IT業界の環境は、今後も目まぐるしく移り変わると思います。こういった環境の変化や新しい技術の登場にも常にアンテナを張り、組織に還元できるような働き方をしていきたいです。

ONE DAY SCHEDULE

  • 9:00

    出勤

    その日のミーティングの時間や内容を確認。プロジェクトのテスト実施や後輩が担当している案件のレビューなど、タスクの整理を行う。

  • 10:00

    打ち合わせ

    保守チームやプロジェクトの会議に参加し、進捗状況を報告し合う。後輩が書いた議事録のチェックなども行う。

  • 12:00

    昼休憩

    同僚とランチ。

  • 13:00

    作業

    朝整理したタスクの対応の他、要件定義書の作成や工程完了報告書などの資料作成などを行う。

  • 16:00

    打ち合わせ

    ベンダー(システム構築や単体テストなどを行う社外の協力会社)からの報告やフォローアップを実施。

  • 17:00

    作業

    チームメンバーの成果物のレビューを実施。翌日のミーティングの準備やタスクの確認。

  • 18:30

    退勤

CAREER

  • 1年目

    システム運用部
    システム運用監視ツールの保守を担当。

  • 2年目

    システム運用部
    AWS共通基盤構築プロジェクトに監視担当として参画。

  • 3年目

    システム運用部
    API基盤構築プロジェクトに参画。

  • 4年目

    システム運用部
    業務提携先であるオンライン証券との金融商品仲介システム構築プロジェクトに参画。

  • 5年目

    システム運用部
    お客さまと銀行システムをつなぐAPI基盤の運用保守を担当。

  • 6年目~
    現在

    システム運用部
    API基盤の更改プロジェクトを主導。

※部署名、所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。