2025年度卒業・修了予定の新規学卒者等の採用活動に関して
SBIホールディングス株式会社、株式会社SBI新生銀行、株式会社アプラス、昭和リース株式会社および新生フィナンシャル株式会社(以下「SBIグループ各社」といいます。)は、その採用関連事務に関して、SBI新生ヒューマン・リソーシズ株式会社に業務委託しております。これに伴い、SBIグループ各社は、採用応募者やインターンシップ等の応募者(就職ナビサイト等を通じた応募者を含みます。)の個人情報を、会員規約に従って、SBIグループ各社間およびそれぞれの採用関連業務委託先であるSBI新生ヒューマン・リソーシズ株式会社との間において、それぞれ共同利用いたします。 これにご承諾いただいた上でご応募ください。

金融エキスパートコース

大阪営業部 営業推進役

河合 利治

2007年入社

PROFILE

大学ではファイナンスを専攻。就職活動では銀行を中心に金融機関を受ける。コース別採用をいち早く導入するなど、先進的な取り組みを行う姿勢に惹かれて入社。現在は大阪営業部で中国・関西エリアを担当するRMとして活躍中。

担当エリアの経済を自分の手で支えていく。取引先の成長を見届けていけるのがやりがい。

地域の金融機関とも連携しながら、担当地区の発展や活性化を支える。

私は、事業会社や金融法人のお客さまに対して、融資や預金といったベーシックな業務に加え、プロダクト部署と連携しながらデリバティブやM&Aなど取引先のさまざまなニーズにお応えする法人営業を担当しています。SBI新生銀行では、法人営業の担当者をRM(リレーションシップマネージャー)と呼び、文字通り、お客さまとの関係性をより強固にしていく役割を担っています。現在、所属する大阪営業部では、関西エリアのほか、山口県を除く中国地方、四国地方までの広域をカバーしています。その中で私が属する3班は中国・四国エリアを管轄しています。
瀬戸内エリアには、造船業があります。一隻の船を完成させるまでには長い歳月がかかるため、資金繰りの面で金融機関の下支えが不可欠となります。実際に私たち銀行員がモノづくりをすることはありませんが、融資先の船主が竣工式に招いてくれて、無事に出航する光景を見届けられたときは感慨深いものがあります。

私たちは今、変化の真っただ中にいます。SBIグループの一員となったことに伴い、地域の金融機関と連携しながら担当エリアの企業に対する協調融資やシンジケートローンなどのサービスを提供する機会が増えて、今まで以上にお客さまへの提案の幅が広がっていると感じています。地域の金融機関と手を携え、それぞれの強みを活かし弱みを補完しながら、地域経済の活性化や企業の発展に貢献するやりがいを感じ、日々過ごしています。設備投資資金等の融資を通じて自身が担当する取引先の業績が向上するなど、目に見える形で取引先に貢献できたときには改めてRMとしての達成感を感じます。

先進的なサービスを導入するなど、他にはない個性が輝いてみえた。

大学時代、商学部で学んでいたこともあり、就職活動を始める前の段階から、銀行への就職を志望していました。そのなかでもSBI新生銀行に興味を持ったのは、当時、メガバンクが1,000名規模の大量採用を行う一方で、50~60名に絞った採用をしており、配属先を入社前にコミットしてくれる「コース別採用」をいち早く取り入れ、自身が希望する法人営業として早くから活躍できる機会を提供してくれることに魅力を感じたからです。メガバンクでもなく地方銀行でもない独特な立ち位置の銀行として存在感を発揮し、先進的な機能やサービスを他に先駆けて導入するなど、いい意味で尖っている点が魅力的に映りました。加えて、面接で出会った社員の人柄に惹かれたのも入社を決めた理由のひとつでした。自分たちの仕事にプライドを持って、取引先のために、何ができるのかを真正面から考えようとする姿勢が話の端々から伝わってきました。
入社以降、私は、希望していた通り、一貫して法人営業としてのキャリアを構築できています。本店・支店と複数部署への異動を経験し、さまざまな業界、地域のお客さまを担当してきました。若手だからという理由で、任される業務や役割に制約を設けられることはなく、挑戦心と学ぶ姿勢さえ持ち続けていれば、成長につながる機会をたくさん与えてもらえるところがSBI新生銀行のよさだと感じます。

企業の成長を後押しするだけではない。
企業の窮地に寄り添うことも銀行員としての使命。

RMとして働く一番の魅力、仕事の醍醐味を感じたのは、震災などの不測の事態が発生し取引先が困難に陥った際、資金繰りの相談を通じて担当企業の事業継続を支援できたときかもしれません。もちろん、そのようなことは起きてほしくないのですが、起きたときにどうするか、それを日頃から考えておくことが極めて重要だと思います。直近だと2020年に新型コロナの感染が拡大し、世界的に経済活動が停滞する中、取引先の窮地を救うことができたときは改めてこの銀行員としての役割、職責の重さを痛感しました。「銀行員は晴れの日に傘を貸し、雨になったら傘を取り上げる」と揶揄されることもあるかと思いますが、取引先が平時ではないときに、如何に取引先の役に立てるか、私が銀行員として、常に大切にしている矜持です。そのときに、自分に何ができるのか、それを考えて続けているからこそ、いざというときに、お客さまへの価値提供が可能になるのだと考えています。私はSBI新生銀行をメインバンクにしている取引先も抱えていたため、「コロナ禍で今後の事業計画の見通しが不透明な状況であるが、なんとか融資枠を拡大してほしい」といったご要望に真摯に向き合い、関係部署と協議を重ねながら最大限の提案が行えるよう迅速に対応しました。どんなときでも、取引先の苦労をともに感じ、寄り添える。それができる銀行員、そしてRMであり続けることが私の目標です。そのための努力は怠らず一切妥協したくないですね。

自身のアップデートを重ね、取引先の課題解決に幅広く貢献したい。

仕事を進めるうえで意識しているのは、チーム内外のコミュニケーションを大切にすることです。大阪営業部だけでは、やれることに限りがあります。担当させていただいている取引先のニーズは融資だけにとどまりません。SBIグループが有する多種多様な商品や、サービス、金融機能を理解し、他部署とうまく連携することで取引先の幅広いニーズに応えていかなければなりません。私たちの銀行の特色のひとつは、個性が強く、魅力的な社員が多いところ。メガバンクに比べて人数は少ないですが、負けず劣らず多様な価値観を有する社員は揃っていると感じます。人数が少ないことから、十数年も在籍しているとほとんどの人が顔見知りになります。お互いを知っているからこそ部署の垣根を越えた連携も取りやすく、多様な価値観を尊重する風土も醸成されているので、自分とは違った考え方やアプローチと触れることもでき刺激を受けます。このホームページを見て、将来、一緒に働ける方がいたら嬉しいですね。
今後の目標は、RMとして取引先の課題解決により一層貢献していくことです。そのためには自己研鑽に励み、自分自身を日々アップデートしていければと思います。

ONE DAY SCHEDULE

  • 9:00

    出勤

    一日のスケジュールの確認やメールチェックを行い、その日の業務の進め方を決める。

  • 10:00

    若手担当者の案件確認

    チームメンバーである若手担当者と1on1を実施し、担当している融資案件の進捗確認やサポート・指導を行う。業務上の悩みについての相談を受けることも。

  • 11:00

    昼休憩・移動

    取引先企業を訪問するために会社を出発。電車に乗る前に、オフィス近くの行きつけのレストランで昼食をとる。

  • 13:00

    顧客訪問

    取引先である地方銀行の本社に伺い、先方の担当者からビジネスの状況についての情報収集や、今後の事業展望についてのヒアリングを行う。

  • 14:00

    移動

    2件目の取引先へ電車で移動。

  • 15:00

    顧客訪問

    取引先である事業会社を訪問し、社長と直々に面談。新規事業にかかる融資について、条件の相談だけでなくビジネス上の提案も行う。

  • 16:00

    移動

    取引先を出発し、会社に戻る。

  • 17:00

    情報メモ作成・退勤

    訪問先で得た情報や提案内容、部内で共有すべき事項を情報メモにまとめ、社内システムに登録して展開する。18時ごろまでに退勤。

CAREER

  • 1年目

    高松支店(当時)
    四国エリアの金融法人担当として高松支店に赴任。地方銀行や信用金庫、信用組合への融資などを取り扱う。

  • 3年目

    営業第一部
    本店の営業部に異動し、事業法人のRMとして業務に従事。後輩として入社した新入社員のOJT担当も務め、ノウハウを伝授する。

  • 6年目

    名古屋支店
    名古屋支店に異動、RMとしてメーカーやサービス業などの幅広い業種の企業を担当。

  • 10年目

    営業第一部
    再び本店の営業部に異動し、RMとして主にメーカーやIT企業などを担当。チームのサブリーダーとして、一部のチームメンバーのマネジメントや、プロジェクトの推進を担う。

  • 13年目
    ~現在

    大阪営業部
    広島・四国エリアを担当する大阪営業部の3班に所属。多くの部下・後輩を持ち、事業法人や金融法人のRMとして営業推進を担う。

※部署名、所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。