2025年度卒業・修了予定の新規学卒者等の採用活動に関して
SBIホールディングス株式会社、株式会社SBI新生銀行、株式会社アプラス、昭和リース株式会社および新生フィナンシャル株式会社(以下「SBIグループ各社」といいます。)は、その採用関連事務に関して、SBI新生ヒューマン・リソーシズ株式会社に業務委託しております。これに伴い、SBIグループ各社は、採用応募者やインターンシップ等の応募者(就職ナビサイト等を通じた応募者を含みます。)の個人情報を、会員規約に従って、SBIグループ各社間およびそれぞれの採用関連業務委託先であるSBI新生ヒューマン・リソーシズ株式会社との間において、それぞれ共同利用いたします。 これにご承諾いただいた上でご応募ください。

金融IT・システムコース

システム開発部

鎌田 慎司

2020年入社

PROFILE

地銀やメガバンクとは異なる立ち位置で、社員一人ひとりが自らの「存在感」を発揮しながら仕事ができる環境に惹かれて入社。入社3年目にシステム開発部へと異動し、『ことら送金サービス※』の導入プロジェクトなどに携わる。
※株式会社ことらが提供している送金サービスの名称。

『ことら送金サービス』の導入などを通じ、お客さまに便利なサービスを届ける。

銀行の基幹業務を取り扱う「勘定系システム」や、インターネットバンキングなどお客さまとの接点を担う「チャネル系システム」を主管するシステム開発部の一員として、システムの設計から開発、保守にいたるまで幅広い業務を担当しています。直近では、スマホアプリで簡単に送金できる少額決済サービス『ことら送金サービス』の導入プロジェクトに携わっています。設計では社内でビジネスを推進している社員と、開発では社外のITベンダー、保守ではシステム運用を担う部署の社員など、さまざま社内外の組織に属するメンバーと連携を取りながらプロジェクトを進めています。
プロジェクトは1人で推進できるものではなく、各種調整を図り、協働関係者の協力があって初めて成り立ちます。そのため、どんなに多忙を極めたとしても、協働関係者への適切な情報連携が一番重要であることを常に意識するようにしています。システムに精通しているITベンダーから、銀行業務に詳しく、社内でビジネスを推進している社員まで、さまざまなバックグラウンドを有する人がプロジェクトにかかわることになるため、「伝わる」ではなく「伝える」努力を怠らないよう心掛けています。私たちのように、本業としてシステムに関与している人間にとっては、知っていて当たり前のこと、常識だと思われることも、一般的ではないことは多々あります。だからこそ、私たちが、それを伝える努力を怠ると、あらぬ誤解を生んだり、認識の相違が起きたりして、プロジェクトが頓挫しかねません。

地銀より業務規模が大きく、メガバンクより少人数。だからこその魅力がある。

私は、金融機関を中心に就職活動を行っていましたが、競合他社との違いを強く感じたのがSBI新生銀行でした。SBI新生銀行は少人数のメンバーでシステム開発、運用、保守、管理を行っています。少数精鋭の組織だからこそ、一人ひとりが自身の存在感を発揮しながら仕事を進めていける。そこに大きな魅力を感じて入社を決めました。
昨今、さまざまな分野でIT・システムの必要性が増す中で、システム人材の需要はより一層高まってきています。SBI新生銀行においても、今後会社が大きく成長していく過程で、私たちシステム人材に求められる業務は今まで以上に幅広く、かつ高度化していく。そのような流れが今後加速していくのだろうと、日々仕事をしながら実感しています。これはまさに自分が望んでいた環境です。ただ、私は学生時代、数学を専攻しており、専門的にプログラミングを学んだ経験はほとんどありませんでした。入社前、その点に多少不安を感じていたのですが、SBI新生銀行では、基本的なシステムの用語を理解するところからじっくりと学ぶ、システム人材を育成する研修体系が整備されています。研修期間中に同期と助け合い知識を習得しつつ切磋琢磨できたことは、よい思い出であり、今もそのときの学びは財産になっています。

プロジェクトの期日が迫るなか、50人を陣頭指揮。
リリース時には大きな感動が待っていた。

プロジェクトを通じて自身が開発に携わったシステムが無事にリリースされ、お客さまにご利用いただいたときが一番やりがいを感じる瞬間です。少額決済サービス『ことら送金サービス』の導入プロジェクトでは、2022年夏のプロジェクト立ち上げから2023年夏のリリースまで、約1年間にわたって、プロジェクトの中心メンバーとして参画し、これまでにない達成感を味わうことができました。
本サービスをSBI新生銀行で導入するにあたり、スマホアプリの画面から勘定系システムへ入出金するまでの一連の送金フローを担当し、ITベンダーの納品物の確認やテストなどを実施しました。あらかじめリリース日が決まっており、準備期間、メンテナンス時間が限られる中、50名ほどのプロジェクトメンバーの陣頭指揮を執ることになり、大きなプレッシャーを感じながらも、ゼロの状態から無事リリースまで完了させることができました。リリース後、サービス利用者数も順調に増加しており、このプロジェクトに参画できて改めてよかったと感じています。

SBIグループ入りしたことで、より変化に強い組織になったと実感。

SBI新生銀行では、若手のうちからやりがいのある仕事を任せてもらえます。また、役職・年次に関係なく、言いたいことを何でも言える社風も大きな魅力です。こうした社風がもともと根付いていることに加え、SBIグループ入りしたことで、さらに変化に強い組織になったと感じています。
今後のビジョンとしては、いろいろなプロジェクトで経験を積みながら知識を増やし、お客さまに大きな影響を及ぼすプロジェクトのPM(プロジェクトマネージャー)を任せられる人材だと周囲に認めてもらえるようになっていきたいです。自分が関与したシステムのリリース後に障害が起きない、障害が起きても迅速に対応がとれるようなプロジェクトの運営にこだわって業務を推進していければと考えています。

ONE DAY SCHEDULE

  • 9:00

    出勤

    メールやスケジューラーを確認し、当日行うタスクを改めて整理。

  • 9:30

    ミーティング

    日次でシステムテストを実施する担当者と定例ミーティングを行い、前日までのプロジェクトの進捗状況や、当日実施する予定のテスト件数を報告し合う。

  • 10:00

    資料作成

    プロジェクト全体の計画書や設計書、テスト結果の報告書など、プロジェクト資料を作成する。プロジェクト資料は、システムリリース後も管理され、運用時の確認対象になるため、誰が見てもわかるように作成することが大事。

  • 12:00

    昼休憩

    近くのレストランでゆっくり昼食をとる。

  • 13:00

    ミーティング

    プロジェクトマネージャーやプロジェクト運営メンバーと、進捗状況や問題点を共有するため、ミーティングを実施。

  • 14:00

    打ち合わせ

    ビジネスを推進している関係部と上司や先輩社員も含めた打ち合わせを実施。関係部からの要望である機能の実現可否を説明し、次工程へ進めるための合意形成を図る。

  • 15:00

    システムテスト結果の確認

    システムテスト結果を確認するため、事前に用意したテストケースの一覧で実行結果の正否や、証跡としてのスクリーンショットを見るなどのレビューを行う。

  • 17:00

    報告

    上司にシステムテストの結果を報告。あわせて、プロジェクト資料もチェックしてもらい、フィードバックを受ける。

  • 18:00

    退勤

CAREER

  • 1年目

    システム運用部
    運用設計を担当するチームに配属。口座振替・総合振込システムにおける標準テストケースの作成およびテスト実施を担当。

  • 2年目

    システム運用部
    インターネットバンキングのクラウド移行プロジェクトに参加。障害時における復旧手順の策定および復旧作業の管理を担当。

  • 3年目

    システム開発部
    勘定系・チャネル系システムを担当するチームへ異動。行名を新生銀行からSBI新生銀行へ変更するにあたり、インターネットバンキングおよび顧客への通知メールの修正を対応。

  • 4年目~
    現在

    システム開発部
    少額決済サービス『ことら送金サービス』の導入プロジェクトに参画。プロジェクト推進・管理業務を担当。

※部署名、所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。