新たな挑戦ができる環境と風土があるからこそ、
自分の可能性をいくらでも切り拓いていける。
さまざまな部署での経験が、新たな企画を立案するための大きな糧に。
私は現在、SBI新生銀行のグループ企業である新生フィナンシャルに出向し、同社が手掛ける「レイク」のお客さまに対して、より便利なサービスを提供するため、新たな企画の立案や推進、導入に関するプロジェクトなどを担当しています。また、これらに加えて、メタバースや生成AIなどの最新技術の導入や応用に関する各種検証などにも取り組んでいます。
入社1年目は、SBI新生銀行の横浜フィナンシャルセンターに配属され、いわゆる窓口業務や資産運用コンサルティング業務などのリテールに関する業務を経験しました。その後、アプラスへの出向を経て、SBI新生銀行の神戸フィナンシャルセンターで再び資産運用コンサルティングなどのリテール業務を担当しました。この頃のリテール業務で培ったコミュニケーション技術は今の業務にも多分に活かされていますし、数多くの部署での経験が、他部署とスムーズに連携を図るうえでとても役立っています。その後、個人のお客さま向けの各種非対面取引についての企画および推進を行うSBI新生銀行のチャンネルサービス部でデータ分析や企画業務、PDCAサイクルの推進に取り組んだこと、さらには職務公募制度を通じてグループ海外事業統括部に異動し、トレーニーとして香港に駐在し、現地でコンシューマーファイナンス業務を経験できたことも、「レイク」の新たなサービスを考えるうえで大きな糧となっています。

いい意味で金融機関らしくない、斬新なサービスの数々に魅力を感じて入社。
私が金融業界に興味を持ったのは、学生時代に低所得者層向けにマイクロクレジット事業を行うバングラデシュのグラミン銀行で、1年間のインターンシップを経験したのがきっかけです。就職活動では金融機関を中心に就職先を探す一方、海外で働きたいという思いもあり、メーカーや商社も視野に入れてさまざまな企業を見て回りました。SBI新生銀行の事業については、夏のインターンシップを通じて知り、そこで出会った人事担当者や社員が多様なバックグラウンドを持っていたことや、いい意味で金融機関らしくない斬新なサービスを提供している点に魅力を感じました。最終的に、SBI新生銀行とメーカーの海外事業との2択で悩みましたが、「もちろん来てくれたら嬉しいけれど、あなたの人生だから最後まで悩んで決断してください」というスタンスで接してくださり、私のことを真剣に考えてくれる姿勢に共感を覚え、SBI新生銀行に入社を決断しました。
入社後は7年目のタイミングで職務公募制度を利用し、グループ海外事業統括部へ異動し、海外勤務を経験しました。就職活動中から一貫して「海外事業に携わりたい」と伝え続けていた中で、これまでの経験を活かして新たな挑戦ができるチャンスだと判断し、海外業務に関する公募が出るとすぐに必要となるエッセイの準備を始めました。自身のキャリア形成を考えるうえで、このような職務公募制度を利用できるのは、非常に大きなメリットだと思います。

2度のプレゼンを経て吉本興業とのコラボ企画を実現。
大成功を収める。
仕事のやりがいを感じるのは、自分が考えた企画で確かな成果が得られたときです。お客さまが喜んでいる姿を目の当たりにし、社内でも高い評価を獲得できたときには大きな達成感があります。2023年1月、現在所属している新生フィナンシャルで吉本興業主催のお笑いフェス「LIVE STAND」に協賛し、現地のブース出展とメタバースを活用したPRを企画したときには、これまでにない大きなやりがいを実感することができました。
イベントを実施するにあたり、自らの手でゼロから企画を立ち上げ、新生フィナンシャルの社長だけでなく、SBI新生銀行の社長にもプレゼンを行いました。初回のプレゼンでは承認に至りませんでしたが、再度提案する機会をもらい、なんとか予算を獲得することができました。社長から「じゃあやってみようか」という言葉が得られたときには、今でもその声が耳から離れないほど感動しました。
このイベントはSNSを活用した斬新な取り組みが各方面から注目を集め、メディア露出やSNSなどのインプレッションによる効果は、イベント費用の数倍にも上りました。また、現地でお客さまの喜びの声を聞けたことも大きな成果のひとつで、実際の利用者の方との会話を通じて、レイクがどのように見られているのかを知るとてもいい機会となりました。

2度目の公募で海外MBA取得に挑戦。グループの中核を担う人材を目指す。
当グループの何よりの魅力は、新たなチャレンジができる環境があることだと思います。吉本興業のイベントの話もそうですが、当グループには挑戦を後押ししてくれる風土がある。職務公募制度もそうですし、新たなビジネスアイディアの募集も定期的に行われています。自身のキャリア形成という点においても、自分の努力次第でいかようにも切り拓いていける。そのための機会を提供してくれるところが当グループの良さだと思います。
私は、入社前から海外志向が強いこともあり、今後もチャンスがあれば海外ビジネスに関わっていきたいと考えています。現在はキャリア支援の一環である海外MBA派遣の公募制度を利用し、2025年秋から海外MBA取得に向けて留学する準備を進めており、MBAの学びを通じて経営に関する幅広い知識と英語力を習得したいと考えています。そして将来的には、SBIグループの中核を担う人材へと成長し、海外赴任や海外ビジネスを経験しながら、さまざまな業務を自ら推進する立場で幅広く活躍したいと考えています。

1日のスケジュール
One day Schedule
9:00
出社
出勤(子どもが小さいため、出社とリモートワークのハイブリッド勤務)
10:00
セクション会議
11:00
デスクワーク
12:00
昼食
13:00
外部セミナーへの参加
14:00
上席との定例1on1ミーティング
15:00
外部業者との打ち合わせ
16:00
デスクワーク
18:00
退勤
これまでのキャリア
Career
1年目
SBI新生銀行
横浜フィナンシャルセンター配属
口座開設などの諸手続き、資産運用コンサルティング業務を担当
2年目
アプラスに出向
銀行との新たな事業である保険とクレジットカードの共同募集の立ち上げと推進
3年目
SBI新生銀行
神戸フィナンシャルセンター配属
資産運用コンサルティング業務を担当
5年目
SBI新生銀行
チャンネルサービス部ダイレクト
バンキング室 分析企画担当
SBI新生銀行のお客さまデータの分析、データに基づいたコールセンター部門における企画業務に従事
6年目
SBI新生銀行
チャンネルサービス部ダイレクト
バンキング室 分析企画チームリーダー
企画責任者として、組織戦略立案、本部連携業務を担う
7年目
グループ海外事業統括部
香港Easylend社に出向
公募によるトレーニー制度を通じて1年3カ月ほど海外で勤務。主にリスクマネジメント部門で業務を行うほか、マーケティングなどにも従事
9年目~現在
新生フィナンシャルに出向
既存顧客向けの企画立案・推進
11年目(予定)
海外MBA取得のため、キャリア支援の一環としてMBA公募を利用し、海外派遣予定