INTERVIEW 04

システム運用部
IT統轄次長

2014年入行

PROFILE

2008年に派遣社員として入行し、支店立ち上げや無人拠点のATM導入などに携わる。契約社員を経て2014年に正行員登用。現在は統轄次長として、インフラ系システムやクラウド基盤を中心に複数チームのマネジメントを担い、安定稼働と高度化を推進する。

文系・派遣社員スタートから、
IT部門の統括次長へ。
ここは、雇用形態や社歴に関係なく、
「変えたい」という意志が
正当に評価される場所。
2008

派遣社員として当行に入行。支店立ち上げ、無人拠点ATM導入などを担当

2011

契約社員へ転換

2014

正行員登用

2025

インフラ系システムとクラウド基盤を中心に複数チームをマネジメント

芸術学部出身、未経験からのITキャリア。
正行員登用の決め手は「もっと良くしたい」という当事者意識。

私のバックグラウンドは、ITエンジニアとしては少し変わっているかもしれません。出身は文学部の芸術学科。学生時代はデッサンをしたり、芸術作品の評論を学んだりしていました。ものづくりには興味がありましたが、プログラミングの知識はゼロ。そんな私がITの世界に飛び込んだきっかけは、未経験から派遣社員として採用されたことでした。
最初は支店のインフラ構築やATM導入などのプロジェクトに携わりました。ベンダーと連携しながら、成果物の確認や検証に関わる場面もありましたが、ここで大学時代の「評論」のスキルが意外な形で活きました。作品(システム)を俯瞰して見つめ、論理的に構成や整合性をチェックする。そのプロセスは、芸術もシステムも通じるものがあると感じました。
転機となったのは、派遣社員から契約社員、そして正行員への登用のお話をいただいた時です。現場で長く働くうちに、「言われたことだけやる」のではなく、「ここの仕組みをもっとこう改善したい」「ここを変えればもっと効率的になるのに」という欲求が強くなっていました。当行には、挑戦や改善提案を後押しする文化があると感じています。「ここなら、自分の手で組織や仕組みをより良く変えていける」。そう考え、正行員として腰を据えて働くことを決意しました。

当たり前の安全を守りながら、
7,000台のスマホ導入で働き方を変革する。

現在はシステム運用部にて、インフラやクラウド基盤(AWS)を扱うチームのマネジメントを担っています。システム運用という仕事は、いわば「空気」のような存在です。障害が起きず、皆さんが普通にお茶を飲みながら仕事ができる状態こそが最高の成果であり、誰も気づかないところでその日常を守り抜くことに、プロとしての矜持を持っています。
一方で、攻めのプロジェクトにも携わります。印象に残っているのは、全社的な電話交換機(PBX)の更改プロジェクトです。老朽化したシステムを刷新するにあたり、私は「固定電話中心の運用を見直し、全社員にスマートフォンを配布する」という判断を主導しました。グループ全体で約7,000台規模の導入です。
当初は「ガラケーしか使ったことがない」「デスクに電話がないと不安だ」という抵抗もありました。しかし、コロナ禍での働き方の変化を見据え、コストも約3割削減できるメリットを粘り強く説明し、導入を完遂しました。結果、場所を選ばない働き方が定着し、「お客さまと同じスマホを使うことで、アプリの操作感がわかるようになった」という声をもらった時は、組織の文化を変える一助になれたと大きなやりがいを感じました。

新設された「ITキャリアコース」が示す本気度。
AIとクラウドで、ビジネスをリードするIT部門へ。

SBIグループ入りして以降、組織のスピード感は加速しました。それに合わせ、ITエンジニアの評価制度も進化しています。2025年からは「金融ITキャリアコース」が新設されました。これは、必ずしも管理職(ラインマネージャー)にならなくとも、高度なITスキルや専門性があれば、相応のポジションや報酬が得られる制度です。スペシャリストとして技術を極めたい人にとっても、正当に評価され、技術を研鑽し続けられる環境が整っています。
私は現在、統轄次長としてマネジメントを担っていますが、当行には派遣社員や中途入行からキャリアを切り拓き、重要な役割を担っているメンバーが数多くいます。また、スキルの習得を支援する体制も手厚く、AWSなどの資格取得が奨励されているほか、役員を交えて最新技術を学ぶ「新生サミット」のような独自のイベントも開催されています。
これからの目標は、IT部門が単なる「依頼されたものを作る部署」から、「技術でビジネスを提案する部署」へと進化することです。AWSやAIなどの最新技術を武器に、お客さまへのサービス向上や業務効率化を、私たちIT側から能動的に仕掛けていきたいと考えています。